大腸がんの自覚症状と部位による違い

大腸がんの自覚症状

大腸がんの自覚症状としては、大きく分けて以下の2つの理由によります。

1. 大腸がんからの出血による症状

2. 大腸がんが大きくなることによる症状(腸管狭窄、浸潤による)

大腸がんの部位による違い

また、大腸がんのできる部位によっても症状は異なります。

右側の大腸がん(盲腸・上行結腸・横行結腸)

右側の大腸では、便として排出するまで時間がかかるため排便時の出血として自覚しにくく、便も水分を多く含んだ状態であるため、腸管狭窄症状が出にくいという特徴があります。

左側の大腸がん(下行結腸・S状結腸・直腸)

排便時の出血として自覚しやすく、“排便時の出血”や“便が急に細くなった“などの異常から発見されることが多くあります。

もともと、左右の大腸では発生学的にも異なり(右側:中腸系、左側:後腸系)、解剖学的に支配血管も異なっています。現在では、この大腸がんの部位(右側か左側か)によって生存期間に差があることも分かってきており、抗がん剤治療はがんの部位によって異なってきています。

いずれにしても、上記の症状が出てくる段階では、進行がんであることが多く、根治が望めるとしても入院を伴う外科手術を要することがほとんどとなります。
大腸がんを早期発見または、前がん状態である大腸ポリープの段階で発見するには、大腸カメラ検査が非常に有用な検査であるといえます。些細な症状でも何か思い当たるものがあれば、一度当院にご相談ください。

診療科 内科・消化器内科・胃腸内科・

内視鏡内科・肛門内科
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